防犯意識

先日ATMを利用したところ、カードをその場に置き忘れてしまうという失態を演じました。

しばらく経ってからそのことに気付き、後から取りに戻ったところ、幸いにも窓口に届け出がありました。

停止措置などをする必要もなく、事なきを得たので助かりました。

 

それでまあ、今日はこんなことがあって焦っちゃったよ~、なんて友人に話したところ、返ってきたのは

「こちらは今日、事情聴取された。」

という驚きの内容でした。

 

なんでも心当たりのない荷物が過去2度ほど届けられ、不審に思って開封せずにそのまま送り返していたらしいです。

どうやら他人のカードで買い物をし、宛先をこの友人宅にしていた人がいたらしく、その関係で聴取を受けたとのこと。

カードの所有者が被害届を出して発覚した模様です。

 

荷物送付先の宛名と住所が一致していたらしいのですが、被害者や店舗とも全く面識も関わりもなく、荷物も受け取ってなかったことからか、特に大事には至らなかったようです。

対応を誤っていたら大変なことになっていたかもしれませんね。

ちなみに犯人は特定できておらず、また動機が不可解だと警察も首をひねっていたとのことでした。

 

この話を聞いて真っ先に思ったのが、個人情報流出の恐ろしさ。 

住所氏名が知られるだけで、冤罪の可能性まで出てくるのは流石に洒落になりません。

 

随分前から個人情報の漏洩について、たびたび取り上げられていますよね。

先日もヤマダ電機で流出の事実が発覚したことがニュースになっていました。

 

はっきり言って、いつ、どこから流出するかはわかりません。

そして個人で防ぐことは出来ません。

 

それでも、用心することで多少は防ぐことができるかと思います。

例えば友人のケースでも、不用意に荷物を受け取らなかったことが結果に影響していたと思われます。

電子情報に関していえば、適切なパスワードを用い、定期的に変更するなどでも効果があります。

他にも不審なメッセージなどにすぐに対処しようとせず、一呼吸おき、内容をネット等で調べてみたり、相談してみるなどの対応をすることで大分結果が違うとのこと。

 

この件以来、僕自身も手の及ぶ部分に関して見直しています。

まずは、その後きれいさっぱり忘れていたカード置き忘れの事実を見つめ直すところからですね・・・